グラナダ プチ観光編(2)より・・
7月24日(火)の夜は、ここ「Colegio Mayor」の中庭で 私も参加する事になってしまったクラスの皆が出演するコンサート。
会場は、四角く囲われたところなので、響きはとても良いです(人がいないと・・ですが)
リハーサルはこんな感じ
で、その全員での合奏のリハーサルをした時、第一パートが随分遠くに聞こえて、聞こえるような聞こえない様な・・野外での生音でのアンサンブルはこんな感じなのか・・と初体験。
フラメンコの場合、野外だとPAを使う事が多いので とりあえず皆の音は聞こえるのですが、生音だと・・これはなかなかに大変。
さて コンサートは22時開演。
コンサートは、ソロが続き 最後に全員での合奏。
参加予定のなかったコンサートなので、いわゆる衣装というものは持って来ていなかったので、上はとりあえず黒のシャツを着て下はジーンズ・・という1人違和感のあるいでたちで、来ていた人達は・・あの日本人 なんだ?・・とか思っていたのでは?
入場無料のコンサートは満席で、生徒さん達の熱のこもった演奏が続きます。
で、その途中に どさくさに参加表明してしまったソロ・・先週受けたレッスンでの表現の仕方、4日での消化はなかなか難しく、また 実際には会場全体に響いているのですが 満席だと、自分の前20~30cm位までしか音が出ていない感じ。
ちと焦りましたが、暖かいお客さんで とりあえず拍手を頂く事が出来、良い思い出になりました。
その後の全員での合奏は、なんとか合わせてとりあえず終了。
お馴染みの曲で、皆 盛り上がっていました。
7月25日(水)
そして 翌日は、同じコンサート会場で クラスの生徒さん達の少人数によるアンサンブルが出演するコンサートへ お客として参加。
ギターアンサンブルだけでなく、フルートやオーボエ・クラリネット・ピアノ・・といった楽器によるアンサンブルもあるコンサート。
で オーボエを見てたら・・なんとなく違和感があったので、よく見たら
オーボエのボディが透明・・スケルトンオーボエとでも言うのかな?(・・?)
こういう楽器があるんですね。
さて、今日のクラスレッスン・・レッスン中のマリア・エステルさんの動きを見ていて 特徴的な動きを発見し(もっとも 前にスラーの練習の時にちょっとアドバイスがあったものではあるのですが)宿に戻ってから その部分を試してみたら、それまで反応が今ひとつだった左指の動きが思った以上に自由に動く・・このやり方がベストなのか分かりませんが、大きな発見✨ こんな事に なんで今まで気がつかなかったんだろう?
26日(木)
レッスンも今日を入れてあと二日。 で レッスン後、日本で手に入れていたマリア・エステルさんのCD(録音は日本で行われた様です)を持って来て、サインをもらいました。
マリア・エステルさん・・クラスレッスンの他、リサイタルやクラスレッスン後に個人レッスンも行ない、生徒のコンサートの為の練習もして、いつ休んでいるんだろう?というくらいの忙しさ。
その演奏の素晴らしさはもちろんの事、とても気さくで 大先生ぶったところはなく 皆に気を配る、人間的にも素晴らしい方でした。
(なにやら 来年10月か11月に来日の予定らしいです)
27日(金)
とうとうレッスン最終日。
午前中は いつもの様にクラスレッスンがあり、その後 個人レッスンまでしてくれました。
個人的に問題になっている点や疑問点も 丁寧にアドバイスして頂き、すぐには出来ないけど とにかく音の出し方の秘密(秘訣?)が分かった感じ🎵
そしてこの日の夜、コンサート会場にもなっていた「Colegio Mayor」の中庭で デイプロを頂きました。
(ディプロマ授与式前はこの様な感じ)
嬉しい反面、もう終わりか・・という複雑な心境
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