2007年 許昌フラメンコ公演記 1 (許昌へ・・上海空港事件?編) 

(これは 以前、mixiに載せていたものに 当時の写真を加えて再編集したもので、文章は訂正・加筆している部分もありますが ほぼ当時のものです)

まず、今回の中国河南省許昌(現地では、シューチャンと読むそうです)でのフラメンコ公演は、カンテの遠藤あや子さんの友人が この許昌の大学で日本語学科の教師をやっていて、そこでフラメンコを見たことがない学生の為にフラメンコ公演を・・が始まりでした。

日本からは、カンテの遠藤さん(注:文中に出てくる“あや子さん”・・はこの遠藤あや子さんの事です)を初め、踊りの わりさや憂羅さん、私、日本舞踊を踊る方、お手伝いの方・・と5人で向かいました。
気軽に(?)学生にフラメンコを、だったのですが・・

10月8日(月)

超早起きし 無事成田空港に着き、無事に北京行きの飛行機に乗り、無事北京国際空港に到着。 


そこから鄭州へ乗り換える為一旦国際線から出て国内線へ行かないとならないんだけど、まず預けていた荷物を回収(荷物受取場はこんな感じ)


・・と、ここで事件発生!
満席の為 ギターの機内持ち込みがNGだったので「貴重品扱い」として預けたのだが、そのスーツケース等を受け取る場所になく、焦ってたらどうやら違う所にある事が判明。
その荷物を回収場所の端から端まで行き、探しても見つからず・・そうしたらありました。それもとんでもない状況で


何事もなく済んだけど・・いや~冷や汗

そして国内線乗り場まで10分以上あるのだが、移動中あまりにも分かりやす過ぎる非常口と


漢字がそのまま日本と同じ消火栓・・


中国でもやっぱり急ぐ人がいるんですね


・・と 一人ウロウロこういう写真を撮りながら


皆で国内線へ移動し、北京から無事鄭州に到着。


北京への飛行機もそうだったけど、この鄭州での飛行機の着陸が、

バーン・・ドドドド・・

という凄いショックのある着陸で、これはいつもこういう着陸をしてたらネジの一本や二本揺るんでてもおかしくないな?という位 豪快な(雑な?)操縦でした。

空港には、あや子さんの友人の日本語教師と中国人の日本語教師(この方々が通訳をしてくれました)の方々が迎えに来ていて、


(空港の外はこんな感じ)


車に乗り込み許昌へ・・


移動途中の車内からの写真を


話はそれるのだが、今 中国では日本語を学ぶ事が一種のトレンドみたいで、中国にある日本企業に就職すれば高収入となるそうで、聞くと日本とは比較にならないほど貧富の格差が凄いとの事。 

それから実際の話し・・日本での通販の電話予約の7~8割は、電話するとまず上海につながりそこで日本語に堪能(日本人と間違うくらい流暢な日本語だそうです)な人が対応するとの事。 

許昌までは高速道路(最高制限が120㎞)を使ったので30~40分といったとこか?とにかく片道二車線なのだが、どちらが追い越し車線なのか分からなく・・多分あると思うんだけど・・先に行きた車は左右関係なく追い越している感じ。 

で、私達を乗せた車の運転手は追い越そうと思っている前の車のギリギリまで接近し(注:ここは高速道路! ちなみに、道はややガタガタ)プレッシャーをかけ、前の車が退いたら追い越す・・という凄いおっかない運転でした。
皆運転が乱暴なので、事故も良くあるとの事。

とにかく無事に事故に逢う事もなくホテル「許昌迎賓館」に到着。


その夜、ホテルのレストランにて許昌大学の副学長を初めとする関係者方の祝賀会が・・随分立派な料理と、名前を忘れたのだが、強いお酒(42度あるそうだ)による乾杯が幾度か。

なんでも、歓迎の意を込めてお祝いする人が口上(?)を述べて皆で乾杯するもので、その都度皆飲んで、しかも口上を述べた人はイッキ・・なんとなく宮古島の“オトーリ”を思い出すなぁ・・着いたすぐはちとキツかったけど、なんだか分からないけどえらい歓迎されていたみたい。

この滞在している部屋からの夜景は・・


ということで、思ってもいなかった高待遇に驚いた1日目終了。

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