2007年 許昌フラメンコ公演記 4(街の風景&リハ編)

・・パソコン・カエル編より・・

10月9日(火)

許昌二日目

昼食後、紹介したい所があったみたいなのだが、午後4時位から照明&サウンドチェック、リハーサルの予定になっていて、しかもその前に学校の偉い方々との顔合わせもあるなど、時間がなくて、その紹介したい所の周りを移動の車で見て「迎賓館」へ・・なんだか結構忙しい。

それなのでリハへ突入記の前に、車での移動中 再び車内からの街の様子を・・

近代的な物と昔ながらの物と 両方あり・・

この辺が許昌で一番近代的で賑わっている所との事。 

お馴染みのハンバーガーチェーン店も


この辺は旧市外・・とでも言うのだろうか?昔ながらの街並み。 


どうも遮断機らしい


他に三輪の車やバイクが・・


走ってました。昔の日本もそうだったらしい・・ご存知の方は懐かしんで下さい。
あと、撮り損なったんだけど、道路を馬車が荷物を運んでいたり、自転車のムチャな二人乗り等々・・撮りたかったなぁ

この後、許昌大学に到着・・


生徒数二万人というのにも驚いたけど、学校の敷地の広さにも驚いた~

とにかく広くて、先生や学生の寮も完備!ちなみに中国では集合住宅を作る時、6階まではエレベーター付けなくても良いんだそうです

これ、6階までは結構キツイよなぁ・・だから、客員の先生は1階だそうです。 

中国で大学進学・・っていうと、お金持ちか子供を大学へ行かせるために親が一生懸命働いてなんとか行かせてる・・との事。だから、子供の方も事情が判っているのと、あまり遊びに行く所が少ない(様に見えるんだけど・・)為か、授業が終わったら遊びに行かず、一生懸命勉強しているとの事。

他の学校は聞いてないので知らないんだけど、ここ許昌大学の生徒はそうなんだって。見習わないと・・

で、学校の偉い方々との顔合わせも無事終了し(学校で・・もそうなのだが、ここ許昌で・・中国全体においてもこの様なフラメンコのステージがあるのは、初めてらしい)、なにやら凄い期待を持たれているみたい。。

そして、いち教室での学生に向けてのフラメンコだったのが、日本・中国の文化交流の様相を呈して来ました。

それから講堂にて・・

(これは講堂の入り口)


客席は・・


ステージはこんな感じ


この色合いの幕でのフラメンコ・・さて、どうなるやら。

リハーサル・・まず中国の出演者のリハがあり


そして私たちのリハの前にサウンドチェック&照明合わせなのだが、これがまた大変!

学生が機械を操作しているんだけど、フラメンコなんていうのは生で見たこともないから、音作りはバランスだけ何とかなれば・・だったのだが、なにやら凄く大きくない講堂なのにやたらパワーのあるPAを用意してて、フェーダーを大して上げないのに会場が大音量に包まれる・・という状態。なので、通訳を通してだと時間がかかるので、私が直接セッティングしてしまった。(けど、向こうの人は何もメモも取らない・・これは当たり前の事だそうだ・・ので、本番は私達からすると酷い音に。ただ、皆にはこの様な音は当たり前なのかも?) 

で、問題なのは照明・・コンピュータで制御しているのかなんだか知らないけど、色を“赤”だの“青”だの“黄色”などに結構な早さで変えられるんだけど、私達がリハをやっている途中バンバン色が変わって・・とにかく終わってから、イメージする色と明暗を等を通訳を通して伝えて「分かった」と言うんだけど・・本番大丈夫かなぁ?? 

と、なんだかんだありながら・・

私たちのリハはこんな感じ・・(カンテの 遠藤あや子さんと)

(カンテの遠藤あや子さん、踊りのわりさや憂羅さんと)


・・リハーサル終了。 

その後皆でお食事に・・


・・学食&本番『昼の部』編へ・・