2018年スペイン滞在記 マドリード編(3) 7月14日(土)

マドリード編(2)より続き・・

シベーレス広場を通り


歴史のある「アルカラ門」を記念撮影


その近くにある 市民憩いの場「レティーロ公園」へ行き

・・これは入り口(のひとつ)

この公園は とにかく広い


公園内には ユニークな刈り込みをした木々があり


広い池もあり


その隣の木陰には、日除けを兼ねて?カフェレストランもあり


・・と、ぐるっと徒歩で移動。
とにかく広いので全部は回れなかったのだが、途中 気になるところの写真を撮りながらだったので、結構いい時間かかってしまった。

土曜日なのと、多分バカンスシーズンなのと、大都会なのもあって 街中が大変な混雑。

で とにかく目に付いたのが、やはりヨーロッパだからなのか 身体に絵を描いている人が多いのと、日本では 一部のファン以外には忘れられている感がある アイアン・メイデンのTシャツを着ている人が結構多く、スペイン(マドリードに限って?)では根強い人気なのかな?

なもんで ちと遅くなってしまったのだけど ついでに、券売所に大行列があったのを見かけたので 果たして入れるのかどうか分からないけど、とりあえずダメ元でプラド美術館へ


プラド美術館入り口前にはゴヤ像があります


美術館前から向こうに見える教会は、プラド美術館別館との事


で 館内へは・・すんなり入れました。

このプラド美術館に入るのは20年以上ぶりなのだが、やはり・・

大きい!!

広い!

部屋が多い!

(土曜日だからか?人が多い!)

時間が少ないので、まず幾つかのお目当てを探すのに一苦労。

再び エル・グレコの絵とご対面。

美術館館内は撮影禁止なのだが(知ってか知らずか、写真を撮って注意されている人が続出)模写はOK。
このグレコの絵の前で 若い男性が模写していました。
なんらかの手続きは必要かと思うのだけど・・日本の美術館で 模写はどうなのかなぁ?

そして、ゴヤの「黒い絵」シリーズには鳥肌が立ち、「マドリード、1808年5月3日」には 涙が出そうになります。本物の絵は 圧倒的な迫力と説得力があります。

他、見ておきたいのは なんとかご対面出来ました。
(ここは 一日いるとお腹いっぱいになり過ぎるので、もったいないけど これ位の滞在時間が良いのかも?)

その後、19時は過ぎてしまったけど 閉館まで時間の許す限り・・と、プラド美術館近くの、現代作品がメインの「ソフィア王妃芸術センター」へ。


ここに入るのも20年以上ぶり。
チケットを購入しようとチケット売り場へ・・

(向こうにあるのはソフィア王妃芸術センターの入り口)

行ったら、土曜日だからなのか19時を過ぎていた為か・・なんと入館が無料!!
(今回は システムが変わっていましたが、以前 プラド美術館は確か土曜日14時からと日曜日は入館無料だったのですが・・この入館無料のシステムといい、模写OKのシステムといい、この辺は文化が進んでいますね)

で、やっと「ソフィア王妃芸術センター」お目当ての 本物の「ゲルニカ」と20年以上ぶりに対面。(以前と展示場所が変わっていたので、探すのに一苦労)

圧倒されます

同じ部屋にゲルニカの製作途中の記録写真もあり、隣の部屋にはゲルニカの習作とでも言うのだろうか・・下書きの様な物もあり、なるほど・・こうなって行ったのか と、いろいろ興味深い。

なお 別室でゲルニカの空爆の映像が流れていました。

何も言えません

他、ダリやミロも見る事が出来て・・以前来た時に見た カンディンスキーの 個人的にお気に入りの絵を見付ける事が出来なかった・・閉館時間が来てしまいタイムアウト。

しかし 無料で楽しめました☆

なお ここのエレベータは、外から見ると こんな感じのスケルトン状態で


乗ると・・

・・眺めだけは良いです。。

グラナダへ・・編 へ・・