2018年スペイン滞在記 レオン編(1)7月13日(金)

トレド編(3)より・・

今日は日帰りで、かの アルフォンソ10世の「カンティガ」が編纂された という、スペイン北西部のレオンへ。

スペイン北西部へ行くのは初めて(他 北部や西部へも行った事はありませんが)個人的にはお馴染みのアトーチャ駅ではなく、チャマルティンという駅から レオン行きのスペインの新幹線AVE に乗って行くのだけど、このチャマルティン駅へ どの電車に乗るのか分からず一苦労。
結構ギリギリになんとか そのチャマルティン駅に着いてからは、AVEへの乗り場が分からず・・日本の新幹線みたいに、明らかに在来線と違うホーム というのがなく、どれも同じホーム というか、近郊線などの在来線と同じホームへの階段だったので、危うくAVEに乗り遅れるところだった。


車内はこんな感じ


移動の車中から見る風景は、南部は オリーブ畑か?緑が点在してはいるけど広陵とした乾いた大地が続いている印象なのだけど、こちらは段々と緑が多くなり(高速で移動しているので ピントがボケる・・)


なんとなく日本の地方の風景を思い起こさせる感じ。

そんなこんなで チャマルティンから約2時間20分・・レオンに定刻から5分遅れて到着。(AVEは時間通り・・が売りだ と聞いていたのだが)

ちなみに・・これ 見えるかなぁ?・・ 車両と車両の間に車輪が一対あります。
これで 高速で走る車両を支えられるんですねぇ


で まず、開館?時間が限られている 13世紀中頃から14世紀中頃にかけて建てられた・・という、レオン観光メイン?のカテドラルへ直行。


カテドラル内の大きさもさることながら、カテドラル全面にあるのか?と錯覚してしまうくらいのステンドグラスの大きさ、

聖堂内 上半分をステンドグラスが飾ります

トレドとは違う細密さ
どのステンドグラスも 大きく、素晴らしいです。(写真だと ちょっと分かりにくい)


どれかに穴が空いていたみたい


レオン大聖堂のオルガン・・水平トランペット管もあり、2台並んでます


・・とにかく 圧倒され、確かにこれを見るだけででもレオンに来る価値はありました。

ただ、どうやら このカテドラルで一番有名なバラのステンドグラスが改修工事で見られなかったのは残念ですが、これでガマン・・それでも素晴らしい。


他を見られたので十分 (これらのステンドグラス、実物を見ているので 写真では上手く伝わらないなぁ・・)

カテドラル前の広場・・ささやかにお土産物屋さんが並びます


帰りの時間までが限られているのであまりゆっくりは出来ず、昼食のお店を探し。スペインで当たり前にあるテラス席・・こんな感じでお店が並んでいます


急いで(とは言っても、対応や注文した物が出て来るタイミングがゆっくりなので、最低でも1時間はみないとならない)昼食をとってから 街中散策。

ヨーロッパな建物や


いいおっちゃんが ジェラートを食べながら自転車を押して移動していたり とか(こちらでは、年齢問わずジェラートが好きな様です)


カテドラル近くの裏通りのこの辺は レストランが多くあります


なんとなく 新旧が取り混ざった様な感じの街中に「サン・イシドロ教会」といった歴史のある建物が出て来て、


これは、多分 サン・イシドロ教会に映す プロジェクションマッピング用の機械?


レオン編(2)へ続く・・