クエンカ氏のマスタークラスに参加

昨日(7/10)は スペイン音楽の第一人者のスペイン人ピアニスト、ホセ・マヌエル・クエンカ氏のマスタークラスに、アランフェス協奏曲 第二楽章で受講して来ました。

名前はは違っているのですが・・

本来なら 聴講で行こうと思っていたものだったのだけど、急遽受講生として参加。

フレーズのニュアンスの出し方や弾き方等 得るものの多いレッスンでした。(カデンツァの部分は “良く練習してね” )


レッスンの流れの中で クエンカ氏の伴奏で少しだけど数回弾く事が出来、こちらは ど緊張
ただ、クエンカ氏の繰り出す音の幅広さと 相手を良く見ているのを実感

他の方々のレッスンも聴講する事が出来、やはり フレーズのニュアンスの出し方や音楽の作り方、等、なるほど~・・と スペイン・クラシック音楽の演奏の仕方を 本場の演奏者から直に知ることの出来た貴重な時間。

鋭く強い音から mezza voce とでも表現して良いのか(ピアノではありえない表記なのだが・・)柔らかいpppまで自在に出す音色と軽やかな音、テンポ感やリズム感による立体的な音作りは、ピアノだけでなくギターでも同じことで、やはり一流の人と そうでない人とは、根本的に基礎の部分が違う・・と改めて勉強になりましたね。

それにしてもクエンカ氏が アドバイスの時に、クラシックでは聞かない「ピカード」や「コンパス」と言ったフラメンコではお馴染みの用語(単語?)が随所に散りばめられていたのに、やはりアンダルシアの人だなぁ・・と実感(笑)

終了後、参加者有志でお食事会

座ってるのが ホセ・マヌエル・クエンカ氏