新春コンサート終了

昨日(1/15)の「新春スパニッシュギターコンサート アランフェス協奏曲 全曲演奏」・・なんとか無事終えることが出来ました。
いらした方々、ピアノの杉本さん、受付に協力して頂いた方々 ありがとうございました。

ピアノの杉本さんと記念撮影

会場のある場所を知る地元の人は皆異口同音に「え?ここに?」と驚く、庶民的商店街の中(から一歩脇に入った)にある、私も初めて行った時も「え?ここにあるんだ」という感想を持ってしまった場所にあるコンサート・サロン マリーコンツェルト 昨年オープンしたばかりで、空調音が発生しない除湿型放射冷暖房など最新の設備が備えられているホールで、天井が高くギターなどの弦楽器には向いている響の良い空間。

二階から見ると・・

そのおかげで、ギターはPAを使わず生の音でスタインウェイのピアノとバランス良いアンサンブルが出来、ギターソロも音が飛んでいるのを感じながらの演奏・・いらした方々に楽しんで頂けた様です。

「アランフェス協奏曲」が超絶難しく 気をつけないとならない箇所がありすぎたのと、ピアノのとの合わせを何度か行って来たのもあり、あちこちで細かく・・あ★・・というのはありましたが、緊張というか焦りの様なものがなく(というか難しいところが多過ぎて焦ってる暇がない)とりあえず大きな事故がなく演奏が出来ました。

アランフェスに集中しすぎた為 後半のギターソロのオリジナル曲で、途中「あれ?なんだっけ?」状態になり アドリブ化して、気分的に納得行かず。。

さて、今回無謀な挑戦をしてみた「アランフェス協奏曲」。
何年も前に、現代ギターに載っていた福田さんの記事をとりあえず集めておいて、

消費税が上がる前に ギタースコアを購入し、

まぁいつかその内演奏出来れば・・程度でいて そのまま「ただ持ってるだけ」状態だったんだけど、緊急事態宣言中活動が全て停止し、その後も自粛が続いた為 様々な活動があまり行えず変に時間が出来てしまい、その間中可能な時間を普段中々練習出来なかったこの「アランフェス協奏曲」に取り組み、まぁそのうち演奏出来れば・・程度でいたのですが、ピアノの杉本さんを紹介していただいたのもあり、なんとか演奏が出来そうになって来たので思い切ってやる事にしたのは良いけど・・いや~難しかった。

途中からは・・これをどうやったら克服出来るか・・と演奏の目的がちょっと変わって来たけど、クラシックギターの手塚さんとピアニストの高木さんのアドバイス、ピアノの杉本さんのおかげで なんとか本番を終えることが出来ましたが、この先又演奏する機会があったらもう少しはいい感じに弾けるか?と思ってるけど今回はあれで目一杯・・良い経験になりました。

それにしても、演奏している途中で どうも左中指の指先がちょっと痛いなぁ・・と思ったら、薬指側の指先が乾燥でちょっとヒビ割れてるのが発覚 なるべくその辺を避けて弦を押さえたけど、なんでこんな時に割れるんだ

それからこれは個人的に思う事だが、やはり響の良い会場で音楽を聞くのは、どんなに素晴らしい音響設備を整えても ネットでの鑑賞では出来ない体験・・だと思う。